遺品整理屋は見た!吉田 太一
人の死後に遺品整理を請け負う仕事をしている吉田吉田太一さんが書いた本。価格(税込) 1,260円 。
遺品整理屋は見た! 孤独死、自殺、殺人…あなたの隣の「現実にある出来事」彼は毎日直面しているこの仕事のことをブログで綴っていてそれが反響をよんで本になった。一人誰にも看取られず孤独死ぬ人が多くではじめていることがこうゆう仕事をなりたたせている。また人と人の付き合いの疎遠を助長している現代社会の利便性、効率性第一のやりかたが温かみのある美しい社会と反対の方向へと進ませているようにも思える。それからゴミの分別収集が開始されつい面倒で捨てることの出来ない人もでてきている。ゴミマンション。ゴミ御殿。自分でどうしようもなくなり整理を頼む人もいる。この本にはそれら複雑で寂しい現実が吉田さんの優しいまなざしで綴られている。
孤独に死んだり自殺したとき残るゴミの処理、連絡先も不明でマンションやアパートの管理者の注文もある。こうゆう状況はますます老人や身寄りのない人がアパートを借りることをむずかしくしていき、ホームレスも増える。社会の片隅に吹き寄せられ、使い捨てられた人が増えていき、ますます醜く汚い日本になっているその発端がここに凝縮しているように思う。まさに他人事ではなく自分のこととして考えさせられる内容である。
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現実ブログ!!「現実にある出来事の紹介」)
天国へのお引越しのお手伝い
キーパーズの仕事はこれからも少子高齢単身世帯の増加でますます増えていくだろう。本来家族親族や地域の人で助け合い処理してきたことが会社勤め中心で忙しくなり業者に頼まなければならなくなったことは残念なことだが現実である。