2007年01月24日

安倍晋三 安倍家三代

4198618577安倍晋三 安倍家三代
大下 英治
徳間書店 2004-05-31

この本は3年前安倍晋三が自民党の幹事長に3回の当選でなった時かかれたものである。安倍晋三とは多くの人が政界のプリンスとの認識が強い。父は安倍晋太郎で総理大臣経験の岸信介は祖父。佐藤栄作は伯父にあたる。だが毛並みの良さだけではそんなに早く出世はできない。いまや総理大臣になった彼はいったいどんな人なのだろうという興味に答えてくれる。子供の頃のエピソートや神戸製鋼所社員時代の事。父部慎太郎の秘書時代のこと。外務省があまり働けず票にもならない北朝鮮拉致事件に当初から関与し一環した強い姿勢で問題解決にあたる姿勢が国民の人気を呼び選挙に勝ったことが今の彼の地位を築いたともいえるし、父や祖父の遺産が他の国会議員の協力を得やすいことも見逃せない。日本国憲法を改正し世界貢献できる自信の持てる日本を目指す。彼が軸のぶれない信頼できる政治家として期待されている。安倍晋三 ブログ 本
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2007年01月19日

ベンチャー便利屋

ベンチャー便利屋

ベンチャー便利屋
南条 武

バブルの崩壊で北海道の大手銀行が破綻。借り入れの圧縮により経営していた何社もの会社の資金繰りが苦しくなり倒産。自己破産。失意。離婚。そんな中単独で東京へ。48才でこれといった資格特技もない作者南条 武さんが色々なアルバイトをしながら便利屋という仕事を軌道にのせるまでのドキュメント。これからなにかしてみたいと思う人の参考になる。

若い時1ドル360円時代世界旅行したパワーや見識なども彼を支えたのには違いないが日頃から何かを求めピンと商売のヒントを得るアンテナを広げて生きることの大切さも教えてくれる。ここでも便利屋の主流の仕事はたまりになまったゴミの処理。その他不思議な仕事の依頼。現在社会の矛盾や希望のヒントを得ることが出来る。地獄の縁から家族を呼び寄せ成功した話は多くの人を勇気づけるだろう。
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2006年12月20日

孤独死 自殺 ゴミ屋敷 遺品整理屋は見た!

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遺品整理屋は見た!
吉田 太一

人の死後に遺品整理を請け負う仕事をしている吉田吉田太一さんが書いた本。価格(税込) 1,260円 。
遺品整理屋は見た! 孤独死、自殺、殺人…あなたの隣の「現実にある出来事」

彼は毎日直面しているこの仕事のことをブログで綴っていてそれが反響をよんで本になった。一人誰にも看取られず孤独死ぬ人が多くではじめていることがこうゆう仕事をなりたたせている。また人と人の付き合いの疎遠を助長している現代社会の利便性、効率性第一のやりかたが温かみのある美しい社会と反対の方向へと進ませているようにも思える。それからゴミの分別収集が開始されつい面倒で捨てることの出来ない人もでてきている。ゴミマンション。ゴミ御殿。自分でどうしようもなくなり整理を頼む人もいる。この本にはそれら複雑で寂しい現実が吉田さんの優しいまなざしで綴られている。

孤独に死んだり自殺したとき残るゴミの処理、連絡先も不明でマンションやアパートの管理者の注文もある。こうゆう状況はますます老人や身寄りのない人がアパートを借りることをむずかしくしていき、ホームレスも増える。社会の片隅に吹き寄せられ、使い捨てられた人が増えていき、ますます醜く汚い日本になっているその発端がここに凝縮しているように思う。まさに他人事ではなく自分のこととして考えさせられる内容である。

関連先(独居老人 孤独死 自殺 ゴミ屋敷 遺品整理 痴呆 遺品処理 縊死 夜逃げ 殺人 現場 遺言 葬儀 相続 シニアの悩・・ 現実ブログ!!「現実にある出来事の紹介」)

天国へのお引越しのお手伝いキーパーズの仕事はこれからも少子高齢単身世帯の増加でますます増えていくだろう。本来家族親族や地域の人で助け合い処理してきたことが会社勤め中心で忙しくなり業者に頼まなければならなくなったことは残念なことだが現実である。

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2005年09月22日

ルネッサンス ― 再生への挑戦 カルロス・ゴーン

ルネッサンス ― 再生への挑戦 カルロス・ゴーン


ルネッサンス ― 再生への挑戦
4478321000カルロス・ゴーン 中川 治子

おすすめ平均
stars元気が出る本
stars”信念とプライド”を感じさせてもらいました
stars今、最も輝いている経営者の本音
starsシンプルなことは強いこと
stars剛腕CEOの、決して剛腕ではないマネジメント手法

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日産を立て直したカルロス・ゴーンには確かな方法があった。中央政権と権限委譲のくだりでは会社としての戦略と優先順位の設定、経営計画、重要な目標は経営委員会社長レベルで意思決定。設定がおわったら副社長と常務に委ねた。日産の経営陣には業務の執行を部下に任せるということは制約のない権限委譲ではない事を部下に理解してもらう。そのことにより部門ごとの対立などなくなり明確な戦略の上にたって力を結集させたのだと理解できこの事は当たり前のことのようだが巨大な組織において大変重要である。彼の生い立ちからか考え方など興味深い内容であった。

蔵書

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